毎年恒例ADAPユーザー事例発表会は、
ADAPのユーザー様や、生産管理でお悩みの製造業の皆様のためのイベントです。
今年は12月6日(金)に開催します。
 
基調講演では
経営工学や生産マネジメントの観点からものづくりを研究されている、職業能力開発総合大学校 平野健次教授に
「生産マネジメントの重要性 ~職業大における教育訓練~」と題してお話しいただきます。

製造業のものづくり力の基盤を強化するには、技能・技術力だけでなく、
生産マネジメント力と生産現場や工場を変革し、それを推進できる能力を兼ね備えた人材の育成が重要です。

本講演では、生産現場を起点に、企業全体を見渡しながらものづくりを推進する能力を養うための教育訓練と、
厚生労働省の所管であり、日本における職業訓練の中核機関である
職業能力開発総合大学校における取り組り組み状況について、ご講演いただきます。


ADAPユーザー事例発表では、
3Dプリント技術を活用した義肢装具メーカーの Instalimb, Inc.(インスタリム株式会社)様にご講演いただきます。

インスタリム様は、『必要とするすべての人が、義肢装具を手に入れられる世界を作る』をビジョンとして、
低価格かつ高品質な3Dプリント義肢装具を提供されているスタートアップ企業です。
フィリピンとインドを事業拠点として、義肢装具の製造および独自3Dプリンタの製造もおこなっております。
義肢装具は、量産で価格はおさえつつ、患者個々人に合う形状に個別設計も必要となります。

インスタリム様は、2024年1月にADAPを導入、運用準備を開始されました。
本講演では、生産管理や在庫管理にどのような課題感を持っていたのか、
なぜADAPを選定したのか、今後どのようにADAPを活用されるのかをお話いただきます。

 
今年も、ユーザー様や生産管理でお困りの皆さまがリアルで交流できるよう、東京会場で開催いたします。
遠方の参加者様は、オンラインでのご視聴も可能です。
 
ぜひお申込みください。

詳細

ADAPユーザー事例発表会2024 ~モノづくり産業の継続的な発展~

開催日時  2024年12月6日(金)14:00~17:00

※申込締切 2024年 12月4日(水)15:00


 
【開催日程・プログラム】
13:30~    受付
14:00~14:15 ご挨拶
14:15~15:15 基調講演 職業能力開発総合大学校 平野健次 様
       「生産マネジメントの重要性 ~国の施策と教育訓練~」
15:15~15:25  ADAPからのおしらせ
15:25~15:40 <<休憩>>
15:40~16:00  物流ソリューション紹介
16:00~17:00 ADAPユーザー事例発表 Instalimb, Inc.(インスタリム株式会社)様 
       「3Dプリンタ × ADAPで実現する 義肢装具のカスタム量産 ~必要とするすべての人が義肢装具を手に入れられる世界を作る~」

【開催場所】
リアル会場・オンライン配信 ハイブリッド開催 

リアル会場:構造計画研究所本所新館(東京メトロ丸ノ内線新中野駅よりすぐ)
オンライン:ZOOM

【内容詳細】
〇基調講演
 職業能力開発総合大学校 平野健次 様
 題名:生産マネジメントの重要性 ~職業大における教育訓練~

-概要-
第四次産業革命やデジタルトランスフォーメーション(DX)への取り組みが進む中、企業は自社の業務を絶え間なく変革していく必要があり、そのためには人材育成が重要である。そして、製造業のものづくり力の基盤は、技能・技術力だけでなく、生産マネジメント力と生産現場や工場を変革し、それを推進できる能力を兼ね備えた人材の育成によってもたらされる。本講演では、生産現場を起点に企業全体を見渡しながら、ものづくりを推進できる能力を養うための教育訓練と、職業能力開発総合大学校における取り組み状況について紹介する。

-講師紹介-
厚生労働省所管 職業能力開発総合大学校 能力開発院 生産管理系 教授。
1990年高度ポリテクセンター生産管理・流通系で在職者の教育訓練に従事。2006年職業能力開発総合大学校に勤務。生産マネジメントに関する教育・研究のほか、産業界では生産現場を起点とする「総合的ものづくり人材」の育成に従事。一般社団法人日本生産管理学会理事及び関東支部長、特定非営利活動法人 技術データ管理支援協会理事長。著書に「入門生産マネジメント」(日科技連出版社)、「製造業のための統計の教科書」(日刊工業新聞社)、「ものづくりマネジメントと情報技術」(静岡学術出版)他がある。

〇ユーザー事例発表
 Instalimb, Inc.(インスタリム株式会社)様
 題名: 3Dプリンタ × ADAPで実現する 義肢装具のカスタム量産
     ~必要とするすべての人が義肢装具を手に入れられる世界を作る~

-会社概要-
『必要とするすべての人が、義肢装具を手に入れられる世界を作る』をビジョンとして、低価格かつ高品質な3Dプリント義肢装具と、その量産ソリューションを開発するテクノロジー・スタートアップです。
義足などの義肢装具は、義肢装具士(国家資格)の職人技・アナログな製造プロセスと多額の設備コストが必要となるため大きな世界的社会課題となっています。
そこで当社は、AI(機械学習)と義肢装具製作専用の3D-CADソフト、および義肢装具製作専用の3Dプリンターを組み合わせた、世界初である、自動設計による義肢装具のカスタム量産ソリューションを開発しています。
現在はフィリピンとインドを事業拠点としながら義肢装具の製造および独自3Dプリンタの製造もおこなっております。
  
【主催】
株式会社構造計画研究所 ADAPユーザー事例発表会2024事務局
TEL:03-5342-1122
お問合せ受付時間:平日9:00~17:00
mailto: bprseminar@kke.co.jp