ADAPユーザー事例発表会2021 開催報告

御礼

先日はご多用の中、弊社「ADAPユーザー事例発表会2021」にご参加賜り厚く御礼申し上げます。

今年のADAPユーザー事例発表会の基調講演では、「現場の新しい生産管理のあり方 ~スピード経営に向けて~」をテーマに、東京大学 先端科学技術研究センター 西岡様にご講演いただきました。 
会社とは?お客様とは?価値とは?といった根本的な問いかけに参加者全員で考えながら、日本の製造業における「生産管理のあるべき姿」について理解を深める、大変有意義な時間となりました。
西岡様の新日本製鐵(現日本製鉄)での実務経験によるリアルな現場の声にも、多くの方の共感の声を頂きました。

また、ユーザー事例発表会では、株式会社ミヨシグループ様の事例を、弊社生産管理コンサルタントの野本が発表いたしました。
苗や種と生産管理に、どうしてADAPを選ばれたのか、うまく運用展開するためにどのような工夫をされたのか。加工組立でない工程の計画管理に苦労される方が多い中、
ミヨシグループ様でのADAP活用事例は、システムをご検討中の方やユーザ様にとって大変参考になる内容でした。
質疑応答ではミヨシグループ様にも参加いただき、ADAP活用について、業種を超えた活発な議論が見られました。

今年もADAPユーザー事例発表会を開催できたこと、重ねて、御礼と感謝を申し上げます。


最後になりますが、ミヨシグループを始めとする皆様の益々のご発展と、西岡様の更なるご活躍を祈念しております。

当日の様子(オンライン開催)

↓西岡様の基調講演

↓ミヨシグループ様のユーザー事例発表

開催概要

【開催日程・プログラム】
2023年11月10日(金)
14:00~14:15 ご挨拶
14:15~15:15 基調講演 西岡様
15:15~15:30 <<休憩>>
15:30~15:50 ADAP最新バージョン紹介(ADAPデモ)
15:50~16:40 ユーザ事例発表 ミヨシグループ様

【内容詳細】
[基調講演]
東京大学 先端科学技術研究センター 研究顧問  西岡潔 様
題名「現場の新しい生産管理のあり方 ~スピード経営に向けて~」
 
-概要-
 日本のものづくりは今、大きな転換点を迎えています。多種多様な商品やサービスを開発するだけではなく、それをいかに利益に繋げていくか。ビジネスモデルの開発だけではなく、生産性を向上させ、利益に直結したビジネスプロセスを再構築することが、今まさに求められています。
 本講演では、現場における新しい生産管理を構築し、スピードに富んだ経営を実現することの意義を皆さんとご一緒に考えます。
 
-講師紹介-
新日本製鐵(現日本製鉄)君津製鐵所厚板工場長、厚板営業部部長、取締役技術開発企画部長等の要職を歴任。2012年以降、東京大学先端科学技術研究センター特任教授、研究顧問として先端研が有する世界をリードする研究の各産業分野への活用や、産官学連携を推進。「スピード経営」による日本企業の競争力強化を提唱し、IoTを活用した技能伝承、人材育成、働きかた改革を積極的に指導、推進している。
 
[ユーザー事例発表]
資料作成:株式会社ミヨシグループ 様
代理発表者:構造計画研究所 野本真輔
題名「苗・種子の生産管理事例 ~加工組立でなくても大丈夫~」