ADAP機能 在庫管理

ADAPの在庫管理に関する主要機能をご紹介します。

リアルタイム現在在庫管理と、つながりの見える化

ADAPは現在在庫を管理する機能があります。
品目、管理拠点、数量、ロットなどの基本的な情報のほかにも、賞味期限、状態(検査記録や合格品/不合格品)、有効率などを管理しているため、在庫を正しく把握して計画に反映させることができます。
在庫管理と消費/生産の実績が連動しているため、リアルタイムの在庫情報を把握することができます。

在庫の管理拠点を把握しているため、同じ品目の在庫でも、工場にある在庫と営業倉庫にある在庫は別のものとして確認できます。
不合格の在庫や、賞味期限が切れている在庫は、在庫として確認することは出来ても、生産計画に自動で引きあたることはありません。

また、ADAPは在庫と計画をつながりで管理しているため、それぞれの在庫が今後、いつ何の生産に使われる予定なのかを「計画トレーサビリティ機能」で見ることができます。

現在在庫一覧画面

棚卸機能

ADAPは棚卸の機能があります。

ADAPから棚卸用の帳票を出力します。ADAPの現在在庫と実際の数に乖離があった場合、実際の在庫数量を記入してADAPに読み込ませると、ADAPの現在在庫数量が実棚の数量に合わせて補正されます。

ADAPの棚卸帳票は、ダウンロード時点での生産計画に基づき、締め日の理論在庫量があらかじめ記載されています。締め日の数日前から、締め日まで使わない在庫から棚卸することができます。締め日の棚卸の負担を軽減する工夫です。

将来の在庫、過去の在庫も見える化

ADAPでは、現在存在している在庫だけでなく、計画に基づく将来の在庫数もカレンダー上で見ることができます。
将来の在庫は計画や受注オーダとリアルタイムに連動しており、計画変更があるたびに更新されます。
欠品や、安全在庫割れも一目でわかります。

実績のオプションを購入いただくと、実績にもとづく過去の在庫推移も確認できます。

生産計画カレンダー画面